教えてgooに素晴らしい回答を見つけたので引用します。
まず、質問者さんの状況を簡単にまとめます。
・質問者さんは1人っ子、男性
・結婚して子供がいるが、女性のみ
・父がお墓を買った
・将来、父が買ったお墓と自分の娘の関係が心配
これに対するベストアンサーの内容を抜粋してご紹介します。
幾つかの観点から回答しています。
・気持ちの観点
・お金の観点
・管理の手間という観点
・未来の可能性という観点
気持ちの観点
姓(苗字)とお墓は別に考えられても大丈夫なのではないでしょうか。確かに「家」という観点からすれば次代がいらっしゃらないのかもしれませんが、お嫁に行かれても、娘さんがご実家の「お墓」のお世話をすることは問題ないのではないでしょうか
例え嫁いで概念上は他家の人間になったとしても、お墓のお世話をすることは問題なく行えます。
ただし、嫁いだ女性が実家のお墓に入れるかどうかは、
・両家の話し合いと
・墓所管理人の許可
が必要になることが多いです。
お金の観点
もし、費用の点(だけ)が心配ならば、それなりの「額」を遺して差し上げればいいのでは?-とも思います。
そうですね、実際多くの方が
・お葬式代
・お墓のお金(管理費や購入費含む)
・法要代
などを自分の没後のために残していらっしゃいますので、この考え方で良いと思います。
ただし、お墓には相続税がかからないので、予め用意しておく方もいらっしゃいます。
自分のお墓を買うというのが、なんだか縁起悪いと思われる方もいらっしゃいます。
諸説ありますが、生前にお墓を用意するというのは寿陵(じゅりょう)と呼ばれ、縁起の良い行いの1つとも言われています。
国内では聖徳太子が寿陵した話は有名です。
管理の手間という観点
ご質問者さまが『お墓を「処分」することになっても仕方がない』とお考えなのであれば、お嬢さまに「嫁いだ後、お墓の管理ができない-と思ったら、今のお墓を『処分』して、永代供養に改葬してもらってもいいよ。」と伝えておかれてはいかがでしょう。
あらかじめ自分のお墓の処置を子供と話し合っておくことは賢明です。
子供たちも無理なくお世話を続けられるでしょう。
引越しや転勤などで止む無くお墓から遠く離れることになった際も、こういった話し合いがあればストレスなく改葬(お墓の引越し)の手続きに取り掛かれるというものです。
状況にもよりますが、数年で戻ってこられるという場合は改葬せずに残しておく方の方が多いでしょう。
改葬する方の多くは、
・実家のお墓が遠方にあり
・あまり帰ることもなく(またはそのためだけに帰郷せざるをえず)
・今後も実家の近くに住む予定はないので
・現住所の近くにお墓を引越ししたい
という背景がございます。
未来の可能性という観点
お嬢さまが結婚して、男の子が2人以上生まれたら、そのうちの1人を「養子」にする-ということは考えられませんか?
相続等の関係から、孫がおじいちゃんの養子になった-というパターンはよくありますよ
家を残すために養子縁組をなさる方は多いです。
質問者さんの娘さんは、婿は取らずに嫁ぐことを希望なさっているので、ベストアンサーでは「孫」を養子にするという手法をご紹介くださっています。